姿勢&自律神経②
こんにちは~meguです。
今回は、前回の姿勢&自律神経①の続きです。
今一度、吉田の脳内イメージを見てみましょう👀
前回投稿では、不良姿勢による身体的ストレスや内臓ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、交感神経優位となり脳やミトコンドリアにも影響が出る、というところまで解釈しました。
そして、今回は…
不良姿勢によって
- なぜ、交感神経優位となるのか?
- 交感神経優位が続くと、どんな症状が出るのか?
- なぜ、脳が狂っているのか?
- なぜ、ミトコンドリアが弱っているのか?
これらを、解釈していきたいと思います!
それでは~解釈start🏃♀️
なぜ、交感神経優位となるのか?
姿勢が悪くなると、脊柱の適度なS字カーブが崩れてしまいます。そうすると、脊柱による衝撃を緩和するクッション作用が低下します。そのため、関節や筋肉への負荷が増えます。
関節や筋肉への負担が増えるということは、動作によるダメージを受けやすく疲れやすくなります。
疲れやすくなるということは、姿勢の良い時と比べ、少ない負荷で乳酸性代謝を起こすことが考えられます。
そして、この乳酸性代謝は交感神経機能を活性化します。
つまり、交感神経優位になるということですね!
交感神経優位が続くと、どんな症状が出るのか?
交感神経優位ということは、常に戦闘モード🤼♂️
①脳は興奮・緊張状態→イライラ・不安・怒りっぽい・不眠
②血管収縮→血流障害が起こる
・血圧上昇(高血圧)
・代謝障害
・低体温
③心拍数・呼吸数の増加
④高血糖
⑤唾液が粘液性、胃腸の働き抑制→食欲不振・消化不良
⑥排尿・排便抑制→便秘など
⑦顆粒球増加・リンパ球減少→組織破壊、ウィルスへの抵抗力↓
なぜ、脳が狂っているのか?crazy🤯
脳の興奮・緊張状態が持続することにより、イライラ・不安・怒りっぽくなったりします。
不良姿勢による筋緊張亢進や疲労、交感神経優位による血管収縮により血流障害が起きます。また、不良姿勢により肋骨の動きが悪くなり呼吸が浅くなると、酸素供給量が低下します。この血流障害と酸素供給量低下により、思考力が低下します。
脳が興奮・緊張している時、脳はエネルギーをたくさん必要としますよね。なのに、不良姿勢や交感神経優位が長く続いてしまうと、血流障害や酸素供給量が低下してしまい、十分な栄養や酸素が脳に運ばれなくなってしまいます。
十分な栄養や酸素が無い状態で働かなければならない脳…
交感神経優位によって休めない脳…
もうヘトヘトですよね😵
なぜ、ミトコンドリアが弱るのか?
まず、細胞自体の影響を考えます。
不良姿勢や交感神経優位持続によって、血流障害や酸素供給量の低下が起きます。そして、血流障害に伴う細胞の代謝障害が起きます。
細胞に十分な栄養や酸素が与えられず、新陳代謝も悪くなる。
↓
細胞の質の低下、細胞の老化が起こる。
と考えられます。
次に、ミトコンドリアの機能・活動量低下について考えます。
ミトコンドリアは、酸素が多い方がより多くのエネルギーを産生します。
不良姿勢や交感神経優位持続により、血流障害・低酸素・低体温・高血糖などの症状が起きます。そうすると、解糖系のエネルギーサイクルが優位となり、ミトコンドリア内で行われるクエン酸回路や電子伝達系の機能が低下すると考えられます。
また、不良姿勢により、ミトコンドリアが多く存在する姿勢保持筋群の活動が低下することで、ミトコンドリアの活動量が低下すると考えられます。
今回の解釈は以上になります。
やっと、終わりました…😓
今回は不良姿勢から交感神経優位の発生を説明しましたが、精神的なストレスでも自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になることがあります。
身体的にも精神的にもストレスが多いと、自律神経のバランスが崩れてしまうことが考えらえます。
少しでも、これらのストレスを溜め込まないよう気をつけたいものですね!